スペイン、ポルトガルとの交流 

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*坂東省次先生からのお手紙








*大航海時代、日本人の、キリシタン信仰の基礎を築き、信仰を定着させた
コスメ・デ・トーレス生誕500年(2010年)高瀬宣教師渡来記念碑建立について
平成21年7月5日
打ち合わせ素案2
事の発端は、平成17年 熊本スペイン協会の玉名キリシタン遺跡探訪の旅で、玉名博物館の村上晶子学芸員のお話で、日本で最初に没したポルトガル人宣教師ドウアル・デ・シルバーの終焉の地が、高瀬であることが判明したのがきっかけであります。
会長 荒木信義玉名商工会議所会頭のご提案
A 碑の完成は、2011年の、新幹線 新玉名駅開通に合わせたらどうだろうか。
B トーレスと、高瀬宣教師の記念碑の資料は、商工会議所の会報に載せよう。
C 会員募集も載せよう。実働に何時入るかによって掲載の時期は決まると思います。
2 京都外国語大学スペイン語学科 学科長 坂東省次先生のお便り
県立熊本大学 椎名浩先生のご紹介で坂東先生にお便りを出しました。
A 坂東先生も、高瀬でトーレスの生誕500年の記念行事を開催するのを喜んで戴いています。
B スペイン大使館も、高瀬でトーレスの記念行事をするなら、喜んで後援して戴くことでしょう。
C コスメ・デ・トーレスは、スペインのバレンシア出の為、バレンシア出身の方やスペイン大使館の文化担当官にご子孫や関係者の方がいないか探して戴きましたが、今のところ何も分かっておりません。
D 宗教関係の、情報網を使って探すのも賢明かもしれません。
E 今年8月、大分で研究会があるので、その帰りに椎名先生とご一緒に岡田に会いたいとのことです。このときは、熊本市の岡田信之経営の岡田屋か、又はスペイン料理のタパスでお会いしたいと坂東先生にお便りしました。
F 其の時、トーレス生誕500年の講演会とパーテーの日時等が決まるならば良いなと思います。(勿論、会場とも連絡します。)
G 椎名先生から連絡があり、8月18日坂東先生と椎名先生と熊本でお会いをすることになりました。
8月19日には、坂東先生と椎名先生は高瀬にお出でになり、先ず玉名商工会議所の荒木信義会頭に表敬訪問をされる予定です。時間は、中町停留所で10時30分位の予定です。
玉名博物館に寄られて、村上晶子学芸員のお話を聞かれるならばどうでしようか。その後、高瀬の遺跡等をご案内したいと思います。
3 日本26聖人記念館長 デ・ルカ・レンゾ師について
A 先にお便りしておりましたが、坂東先生の趣旨をお便りしたいと思っております。
4 熊本大学講師 椎名浩先生への便りについて
A 碑の完成が、2011年になるならば、2010年のトーレス生誕500年に椎名先生が提唱されている講師を呼んで講演会を開くならどうでしょうか。
B 講演会は、玉名温泉の白鷺荘別館で開催したらどうでしょうか。最初は、高瀬蔵と思っておりましたが、坂東先生のお便りを見て、聴衆を集めなくてはいけないと思っております。
C  同時に、盛大にトーレス生誕500年記念パーテーを開くならばどうしょうか。(参加者負担) これも白鷺荘別館が良いのではないでしようか。7月2日草村咲月社長が、副会長就任を受諾して下さいました。
D 勿論、スペイン大使館とスペイン協会の方々、出来れば、フランシスコ・ザビエルのご子孫で、日本に帰化されている泉類次神父と、ポルトガル大使館もご招待するならばどうでしょうか。
E 事務局 岡田は、建立資金募集の時は、シルバー人材センターに頼んで住宅地図によって、市内の玉名町地区(5500所帯)、伊倉地区(1500所帯)全所帯に「トーレス生誕500年、高瀬宣教師渡来記念碑」の趣意書と資料を配って、周知徹底を図りたいと思っています。
5 松本重美 玉名市議会議員宛お便り
A 伊倉には、キリシタン墓碑があります。伊倉に記念碑を建てたいとのご意向は、数年前の第一回の会合で確認されております。
B 碑を何処に、どのように建てるか、勿論募金の金額にもよりますが、一応考えて戴いたほうがよいのではないでしょうか。
C この度は、坂東先生の資料をお送りします。
6 碑建立の場所について。
A 先ず、玉名市役所に事務局岡田が行って、幹部の方々に「トーレスと、高瀬宣教師渡来記念碑」について資料を持参して説明したいと思います。其の時、建立場所について宜しくお願いをして参りたいと思います。
B 玉名総合庁舎の玉名地方振興局に行って、同様に説明をして、ご意見を拝聴して参ります。
C 最終的に、碑の建立場所が決まるときは、会長にご出席をお願いしたいと思います。


*岡田正二から京都外国語大学スペイン語学科 学科長 坂東省次先生へのお手紙
お便り有難うございました。
御宿 友好 400年 の勉強会のお世話大変でございます、
ファン・ヒル先生の、ご来日でトーレスの新しい情報が入手できれば、幸せですね。
18日、熊本で坂東先生や、椎名先生に 岡田 正二、岡田信之と、お会いするときには、色々議題があると思いますので、思いつくままに列挙してみました。
トーレスの生誕500年記念講演会と記念パーテーを何月何日に開くか。
事前に白鷺別館の日程表は持参いたします。会合は、日曜日が良いと思っております。
2 募金活動は何時頃から始めると良いでしょうか。これは、記念講演会が始まる3〜4ヶ月位前から始めたらどうでしょうか。募金と同時に、ポスターなどの宣伝活動も必要且つ重要になるからだと思います。又トーレス生誕500年、高瀬背教師渡来記念碑建立の会の設立もその前にしなくてはなりません。
3 スペイン大使館とスペイン協会にどんなにして、お知らせとお願いをするか。これは、坂東先生と椎名先生にお願いするしか無いと思います。
4 ポルトガル大使館と泉類次神父に連絡したいと思います。
泉神父は、岡田正二が連絡しますが、ポルトガル大使館は宜しくお願いします。
5 此の度のコスメ・デ・トーレスの記念講演会が(講演会と記念パーテーと、一年後に建設予定の記念碑建立とを併せ)、一回だけで終わらないように、次年度以降も、ずっと続けられるように、何か良いアイデアはないものでしょうか。これには、玉名市民又は、日本市民の知恵もお借りしなくては、と考えます。 

A 一案として、今年8月7日、玉名で花火開催の時に音楽を一緒に演奏することになり、花火大会を音楽火(おんらくか)と名付けました。講演会とパーテーに音楽会を加えたら面白いでしょうね。それも、キリスト教関連の音楽を(あまり宗教的にならないように)加えたらどうでしょうか。
B 外に、トーレスホームページのトップに記事を記載しておりますが、記念碑を作るとき、碑の上部に小さな十字架の穴を穿ち、トーレスの逝去の10月2日にちなんで毎年10月2日の夕方の陽光が「十」の穴を通り抜けるようにしたらどうでしょうか。(此れは、前文化協会長 吉富貞夫氏の提案です。)
注)コスメ・デ・トーレスと、高瀬宣教師渡来記念碑の行事も、できれば、重要な記念行事として玉名に永久に残したいと思います。
しかし、これには、主催者をどうするか、資金をどうするか、大変だと思います。各方面のご協力を宜しくお願い申し上げる次第で御座います。
6 打ち合わせ素案2の、松本重美市議会議員宛に書いております、伊倉のキリシタン墓碑は、日本で最初に死亡しだシルバーの墓ではないか推測されています。(当時、宣教師シルバー以外、高瀬の地で、大物キリシタンの、死亡は確認されておりません)伊倉の方々が、碑の建立を希望される、所以は、ここにあります。

熊本での会合が実りがありますように希望しております。
ご健康とご活躍をお祈りしております。
 岡田 正二


*岡田正二から26聖人記念館長宛の手紙








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「生誕500年」高瀬にやって来たスペイン人コスメ・デ・トーレスの記念碑を造ろう